長編小説「神に愛でられし少年は運命に流さるる」
「私は、お前が気に入ったんだ」
「好かれる、というより惹きつけるだろう。ひとではないものを」
「その力自体は、お前の武器になるだろう」
「あんたは不幸になる美しさを持って生まれたね」
「お前が仏頂面でも、泣き顔でも、どうでもいい。この清い生気が食えればいい」
「私は強い。心配しなくても、悲劇とは無縁だ」
「かわいそうかそうじゃないかなんて、僕が決めることです」
(「神に愛でられし少年は運命に流さるる」より台詞抜粋)
予定価格 1000円
予定仕様 A5 予定ページ 二段組144P
注意 男色要素(BLではないです)
ジャンル 和風ファンタジー(明治時代モチーフ)
要素 シリアス
特典 購入してくださったかた全員に「番外編集」がついてきます。本編読了後にお楽しみください。番外編集の仕様(予定)はA5二段組32ページです。
内容紹介
霊能力を持った美しい少年・六助(ろくすけ)は神に愛され、数奇な人生を歩むことになる。神や霊を見るこの力は恩寵なのか、それとも――。運命に翻弄される少年の、流転の物語。
※陰間茶屋で少年が春を売るくだりがあります。性描写はありませんが、「におわせる」くだりはありますので、ご注意ください。
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書影を大きめに掲載&台詞抜粋したかったので、独立ページを作りました。
(「文学フリマ大阪で頒布予定の本」記事と内容は一部重複しています)